行動を妨げているもの
私の仕事は法人向けの営業で、新規開拓は飛び込みを中心としています。どの業界でもそうですが、飛び込みで話を聞いてくれるところは多くありません。10件に1件、見込みとして挙がってくれば御の字です。
本日も4件、ドキドキしながら飛び込みです。
その時の私の気持ちは、営業しているにも関わらず、「担当者が不在なら良いな…」、などと思うこともしばしば。担当者が来ても、何を話してよいか分からないのです。
私は現在マンツーマンで営業の講義を受けているのですが、その内容自体は非常に面白く、どのようにしてお客様から課題を引き出すかを学ぶことができます。しかし、それを実践するためには、お客様の役に立てるという絶対の自信が必要とされているのです。
今の私にはそれがありません。
いつも不安だらけで、自社の製品が役に立つのか分からなくなっているのです。以前はそんなことはなかったのにな…
この状況を改善したい思いはあるのに、行動に移せない。なぜか…
考えた末、ある言葉が浮かんできたのです。
自分は可能性の中に生きている。
これは、以前読んだアドラー心理学の本に書いてあることです。若い頃はがむしゃらに頑張ってきました。たくさん失敗させてもらいました。今はそれができません。社歴が長くなり、周りの評価を気にしてしまうのです。できない自分が恥ずかしく、周りに良く思われたい気持ちが強くあるのです。すなわち、行動せずに今のままいれば、失敗せずに済むのです。かっこ悪い姿を見せずに済むのです。そして、自分は本気を出せば出来るという可能性を残しておきたかったのです。
しかし、アドラー心理学の本にはこのようにも書いてあります。
自分を変えるのは自分しかいない。
可能性の中に生き続け、無気力な毎日を過ごすのか。上を目指し、行動を起こすのか。決断するのは自分です。私は………行動を起こしたい!
アドラー心理学は、非常に感銘を受けた本ですので、後日感想を詳しく記載したいと思います。環境や過去の経験に関係なく、今すぐに自分を変える考え方が学べます。
今日も良い気づきを得ることができました。ありがとうございます。
気づけた自分にもありがとう。
最期までご覧頂きありがとうございました。